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フルオーダー ハンドリフォーム
1.お預かりした地金のうち純度の確かなもの(pt900、k18、wgなど)は付いているメレーダイヤや宝石類をはずし、そのまま高熱で溶解します。(ptは1800℃位、k18は1200℃位)

外したメレーダイヤ等はもちろん利用できます。
※純度の低いもの、不明な地金は精錬して正しい純度のものに加工した上で使用します。
精練した地金(pt900の例)
2.溶かして固まった地金を熱で加工しながら、カナズチでたたいたり、ローラーで引いたりしながら大まかな形にします。

3.ヤスリやドリル等を使って本体の形を整えます。
4.各パーツを作ります。
5.本体に各パーツをはめこみロー付する
※この段階で下見をして頂きイメージ通りかどうか確認して頂きます。
ご要望に従いマイナーチェンジも可能です。
6.本体が出来上がったら、宝石、メレーダイヤ等、石とめをする
- <石とめの方法>
- (1)つめどめ
- (2)フクリンどめ
- (3)はさみどめ
- (4)レールどめ
- (5)皿どめ
- (6)チョコどめ
- (7)玉どめなど
- (8)ほりどめ
- (9)ドットどめ
(例)レールどめ
アクアマリン…フクリンどめ
メレーダイヤ…ほりどめ
※石のとめ方によって製品の表情、印象が違います。お好きな方法をお選びください。
※店頭のサンプルで違いをお確かめください。
7.仕上げ、研磨をする
表面の仕上げにも色々な種類があります。店頭のサンプルで違いを確かめ、お好きな方法をお選びください。
※とめ方によって製品の表情、印象が違います。お好きなとめ方をお選びください。
※店頭のサンプルで違いをお確かめください。
- 鏡面仕上げ
- マット仕上げ
- 梨地仕上げ
- ヘアライン仕上げ
- ミル打ち
- ロジウム加工他
8.最終チェック
石のハマり具合、はめごこち等を点検します。
9.手作りならではの細かい所への心遣いを実感して下さい。
例:
- 幅広リングの場合
- →内甲丸に仕上げます。(リング内側の角を丸く仕上げる)
- 指へのフィット感が違います。
- 指の間接が太くて中に入るとゆるゆるでリングがまわる場合
- →リングの底部分をやや幅広にすることにより改善します。
- 部分的に色を変える
- pt、k18、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど地金をお好きな部分に使い分けることが出来ます。
ロジウム加工や黒メッキ等の刺メッキで変化を付けることが出来ます。
あなたのご要望に合わせます。ぜひご相談ください。
(例)黒ロジウムメッキ
ロストワックス技法によるリフォームの流れ
1.曲線の多いデザインや大型で地金を直接曲げたりするのが困難なもの、微妙なバランスを必要とするデザインのものはまずワックスを削って形をつくります。
削ったワックス型の例
2.ワックスの形がOKならば(下見可能です)貴金属に置き換える鋳造に出します。
出来上がった鋳造型を荒仕上げします。

3.これ以降の工程は手作りリフォームと同じ流れになります。